たまに食べるハヤシライスはうまい。
うまいんだけど、ハヤシっていうネーミングをなんとかしてほしい。
ハヤシさんが作ったからハヤシライスであるとか、ハッシュドビーフが訛ってハヤシライスになったとか(本当かい)いわれているが、もっと旨そうな名前にしたら月イチで食べる料理になるんじゃないかと。1年に1回食べるか食べないかの頻度だ。

ネーミングで成功したといえば「ダヴィンチ・コード」。小説とDVD両方見たけど、そんなに話題になるようなすごい小説でも映画でもない。なのに「ダヴィンチ」というミステリアスな人物を題したことで実力以上の注目を集めてしまった。

ということで映画の感想。
・トムハンクスは最近スティーブン・セガールとキャラ被ってる。顔そっくり。
・基本的にこの映画はキリスト教のおおよその歴史を知らない人には理解できない。テレビのダヴィンチ・コードの特集番組ではモナリザとダヴィンチの紹介で終始していた。でも本当に紹介しなければいけなかったのはキリスト教の歴史と新約聖書の内容だろうがと。
「日本人はキリスト教に疎いから、ダヴィンチとモナリザで誤魔化して映画館に足を運ばせようぜ」という企みだったのか。
評価★★★☆☆
3点.普通に面白い普通の映画です。

ついでにちょっと前に見た「着信アリ2」も。
・1見たんだけどストーリーを完全に忘れてしまってた。冒頭で1のストーリーを紹介するとかフォローが欲しかった。
・瀬戸朝香の演技はいかがなものか。
・台湾人が日本語をしゃべるシーンでは、明らかに台本どおりのセリフを喋らせられてますよー的な口ぶりで安物のサスペンスドラマかと。30分で見るのやめた。
評価 不能
これを見る時間があるなら「輪廻」を2回見る。

輪廻

2006年9月23日 映画
「輪廻」を見た。
巨乳アイドルだったことをすっかり忘れてしまうほど、ここ最近巨乳を晒さなくなった優香ですが、この映画によって再び優香の巨乳を拝める日が遠退いたなと。ヘアヌードになって小銭を稼ぐこともないなと。
この人の演技は初めて見るんだけど、「優香すげぇじゃん」と思った。特に絶叫シーン。優香の演技は見たことないので元々演技力がある人なのか、監督に引き出されたものなのか判然としないけれども優香は90点のでき。惜しむべくは最後の○○(ネタバレのために伏せます)の演技をもう少しがんばって欲しかった。本物の○○に近い感じの演技ができたら100点満点でしょう。けれども○○の演技を完璧にこなす役者なんて見たことないからしょうがない。

この映画の監督は「呪怨」でお馴染みの清水崇監督です。

【ストーリー】
舞台はかつて大量殺人が起きたというホテルで、ホテル+ホラーというとスタンリーキューブリックの「シャインニング」を思わせる。シャインニングでは小説家の父親が殺人鬼になるが、輪廻では医者の父親が殺人鬼となり宿泊客や従業員を次々と殺していく。29年後、殺された人々が生まれ変わり…という輪廻の話。
基本的なコンセプトはやっぱり「シャイニング」を意識したのかな。でも全体はシャイニングとまったく違うのであしからず。

「呪怨」はお化け屋敷のように、次から次へと恐怖シーンが押し寄せてくるけど、輪廻は呪怨ほどでもなく、恐怖重視の呪怨に比べて、ストーリー重視の傾向です。

評価
【ストーリー】★★★★☆ 
【呪怨と比べての恐怖】★★★☆☆
【優香の演技】★★★★☆ 
【ホラー映画としてのお勧め】★★★★★

なんせホラーなので万人にお勧めできないのはしょうがない。見終わったあとに爽快感なんて訪れません。
アニメのケロロ軍曹おもしろいね。
youtubeでなんとなく見てたらハマってしまった。
子供たちに人気があるのは知っていたけど、確かにこれは受けるわ。
話のテンポもいいしキャラも個性的だしケロロ軍曹の動きもよく考えられている。

漫画とアニメの違いは言わずもがな「絵が動く」ということだけど、センスのない監督が動かすと、漫画以下のクオリティになってしまう。たとえば「アニメスラムダンク」とか「アニメスラムダンク」とか「アニメスラムダンク」などね。

ケロロ軍曹と、たまま二等兵の声もすごいピッタリじゃないかと。
たまま二等兵は声を聞いてるだけで和む。

というわけで、先日ハウルの動く城もみたのでアニメについて。

■ハウル面白かった。戦闘シーンもあるけれど基本的には穏やかな物語だね。
ナウシカやラピュタのような冒険モノもいいけれど、こういった平坦な床の上に石が転がっているような作品も好きです、って変な喩えだなこれ。

物語には基本的に二つのパターンしかないとよくいわれる。
1、穴に落ちた男が、穴から出ようとする物語。
2、穴に落ちた男が、穴の中で暮らし続ける物語。
ナウシカ、ラピュタは「1」で、となりのトトロは基本的に「2」(細かくいうと「1」の要素もあるけれど)。
ハウルも「1」だが、ナウシカとラピュタのように「がむしゃら」に穴から出ようとする映画ではない。
がむしゃらさと切迫感が強くないため、子供には満足いかないかもしれないが、オレは好き。

ところで「荒れ地の魔女」って細木数子がモデルだよね?

■    続いてサザエの花沢さんについて。
3ヶ月くらい前かな、すごい久しぶりにサザエさんを見た。最後に見たのはカツオの声が変った頃でワカメの声もいつの間にか変っていて驚いた。
で、花沢さんなんだけどさ。

なんで、カツオに対して恋心が芽生えているわけ?

いや、あの二人は恋愛感情なしに男女を超えた友情がある二人じゃん。
頬を赤らめてカツオと会話する花沢さんてなんだそれ。
花沢さんの恋心に辟易するカツオもなんじゃそれ。

サザエさんが長寿番組であるのは、他のアニメと違って各キャラに肉体的、精神的、心理的成長がないから。
物語世界を変化させないことで「安定」を得ているわけです。

花沢さんのカツオに対する接し方を変えることで、サザエさんにおけるカツオのキャラ設定も変ってしまう。主要キャラであるカツオのキャラを変えることでサザエさん全体にも変化を及ぼしそしてサザエさん崩壊。
ってのは大げさか。

つか花沢さんて中性キャラだと思うんだけどさ。そのキャラに女心を持たせるって、おすぎとピーコが女をみて勃起するような違和感。
もてない男が可愛くない女の子に惚れられるってのは使い古されたパターンで、今更なぜカツオに対してやるのか謎だが、ぜったい元に戻した方がいい。

ところでアナゴさんて27才だって。
ミッドナイトをぶっ飛ばせ!
あれは何年前の正月だったか。
深夜にB級映画をなんとなく見ていた。
なんとなく見ていたけれど結構おもしろく、だんだんと真剣に鑑賞し始め最後は身を乗り出して見た映画があった。

タイトルは・・・わからない。
監督は・・・ わからない。
出演者は?・・・ わからない。
と、長年疑問だったけど・・・、今さっき偶然わかった。インターネットってすごいね。

タイトル ミッドナイトをぶっ飛ばせ!
主演    キアヌ・リーブス
1988年 日本未公開映画

うぉ。あの男の子はキアヌリーブスだったのか。
日本未公開だったのね。

ストーリーは(うろ覚え)、キアヌリーブス演じるダサくてドジな男の子が、憧れの女の子と初めてのデート。
しかしテンパったキアヌは見るからに物騒な地域に迷い込み、あろうことか女の子とはぐれてしまう。
女の子を捜すため深夜のスラムを走り回るキアヌ!果たして再会することができるのか!?(うろ覚え)
みたいなストーリー(うろ覚え)でした。

スラム街を探し回る課程がロードムービーのようであり、だんだんと逞しくなっていくキアヌ(主人公)の成長も惹きつけられた。DVDが出ているようなので今度見てみよう。ってかアマゾンに置いてないじゃん。
http://www.coda21.net/eiga3mai/text_review/THE_NIGHT_BEFORE.htm

saw

2006年1月12日 映画
映画「saw」のレビュー。
目覚めると自分の右足が鎖でつながれている。
部屋の中央には男の死体。
部屋の反対側には見知らぬ若い男。
あるのはテープレコーダー、ノコギリ、携帯電話、タバコ。
ノコギリでは鎖を断ちきれない。足を切るためのノコギリと悟る。
テープレコーダーを再生すると
「6時間以内に相手を殺せば解放する」
という声。
できない場合はお前の妻と娘を殺します。
自分を閉じこめた者はだれなのか。


サイコホラーミステリーとでもいいましょうか。かなりストーリーを練り上げたなという作品。
こういう映画好き。
ただし、万人にお勧めできる映画ではない。
まず、映画タイタニック見て泣いた人はこの映画を見ないほうがいい。ベクトルがまったく正反対だからタイタニックで感動する心の持ち主には向かない。
江戸川乱歩とか、呪怨とか、そっち系が好きな人向け。そっち系の自分でさえ見終わったあとに嫌な気分になった。
ちなみに続編のSaw2では冒頭で男が自分の目玉をくり抜こうとします。そういう映画です。
先月ですがインターネッツを利用しているとき「医学解説動画--カテーテル挿入〜勃起時の処理〜」というタイトルの動画を入手した。

内容はカテーテルを使った導尿の説明が10分ほど続き、その後挿入時に患者のペニスが勃起してしまった場合の対処方がはじまる。

「注意点としてカテーテル挿入時に患者のペニスが勃起してしまった場合、そのまま挿入すると尿道内を傷つけてしまう恐れがあるので、速やかに手、指で射精を促し勃起の回避に努めましょう」
というナレーションのち、看護婦が患者のペニスを握ってシゴき始めます。
「強さはこんな感じでよろしいですか?」
「は、はい」

えぇぇぇ、導尿するとき勃起したら看護婦さんが手コキしてくれるのかよ、と衝撃を受けつつ画面の中では患者が射精。

オレも導尿されてぇ、と思ったことは言うまでもないが一応ここに記しておく。

が、後日yuuさん(エロ看護婦)にこの導尿処理について聞いてみたところ、
ありえん
と一蹴されてしまった。
なんでも勃起してくれたほうがフニャチンより導尿しやすいらしい。
だからyuuさん(超エロ看護婦)は勃起するようにわざと手コキしてるとかしてないとか。

こうして「導尿→勃起→手コキ」という純粋な少年の夢と希望が四散したのでした。
つーかオレの見たのは医学説明動画じゃなくてただのエロ動画らしいね。

(お知らせ。ホームページ改装いたしました。)

下妻物語

2005年7月1日 映画
「テンポのよい作品だった」
と、この映画を見た人の90%が同じ感想をもったであろうことを確信するほどテンポのよい作品だった。

深田恭子の女優としての技量を存分に出している映画だな、と気づいたのがラストシーンで、ラストに辿り着くまでは、なんでこういう演技なんだろうと訝しく思いつつだったんだけど、それもこれもラストのための伏線で、そして最後は水戸黄門的。

キャスティングも素晴らしかった。
土屋アンナのハスキーボイスが田舎のちょっとアホっぽいけど純朴なヤンキーにぴったりであり、荒川良良はもう存在自体がおもしろくもっと見たかった(俳優だと思ったらお笑い芸人らしい)。
阿部サダヲもよかったけれど、あの役をジョニー大倉がやってたらのた打ち回って笑ったのにな、でもまぁジョニーにあのような演技力や茶目っ気もなく、無理からぬこと。あのキャラはジョニー大蔵をリスペクトしてると思われる(むかしパチンコ系のVシネにでてたし)。

矢沢心はテレビじゃめっきりお目にかかれないが邦画を見ていると結構な比率で出くわす。
美人だけど目立つ顔ではなく、スタイルいいけどグラマーでもなく、改名を薦めたいほど名前が素っ気無い矢沢心は詰まるところインパクトがないんだけれど、それが逆にキャスティングしやすいキャラになっているのだろう。主役を食わない脇役として。
彼女は10年後も女優として活躍しているはずだ。

「小室哲也With篠原涼子」の印象しかなかった篠原涼子もすごくよかった。冒頭少ししかでてないんだけど強烈な印象を残した。この人もまた10年後も女優やってそう。

楽しめる。お勧めの作品。
「化身」という映画に黒木瞳の全裸濡れ場シーンがいっぱいあるとのことでさっそく見た。
86年の作品で初々しいというか少女という感じの黒木瞳の背中がすっげ綺麗だった。誰から聞いたか忘れたが、「うしろ姿が綺麗な女性は前から見たらもっと綺麗」という話しを聞いたことがある。黒木瞳はまさにそれで肩甲骨から二の腕にかかる線なんて一葉の絵画のような美しさなりけり。ちらりと陰毛が見えるサービスもあったり。
でも完璧な黒木瞳の身体にもひとつだけ気になるところが…
乳首です。
いや、乳首ってか乳輪ね。乳輪がちっさいのです、いやほとんどないといってもいいかも。
女性の乳輪が大きかろうが小さかろうがかまやしないけれど、ただこういう映画で女優さんの乳輪が小さいのはとても気になる。乳輪にばかり目がいってしまう。
さて肝心な映画ストーリーですが、黒木瞳の濡れ場以外早送りで見たのでわからん。
しかし誰が考えたか知らんが「濡れ場」っていいかたもどうなんでしょ。ま○こが濡れるような場面だから濡れ場ってことならそのままじゃん。
ついでにいうとなぜIME辞書は「乳輪」が変換できないのか。辞書登録したじゃないか。

ついでに最近見たDVDとちょっと前にみた映画をまとめてレビュー。
【プレデターVSエイリアン】
ええ、もちろんこの手の映画は期待しませんよ。フレディVSジェイソンと同じように映画会社の小遣い稼ぎなのは明らかです。でもまぁ鑑賞する前に「この映画は詰まんないぞ」とハードルを下げて見ればそこそこ見られるんじゃなかろうかと…期待したのが馬鹿だった。ストーリーは糞なのはわかっていたのでアクションのみ注目してたけれどもそれすら普通で、これなら初期のエイリアンを見直したほうがが100倍まし。
点数=1点(10点満点)

【感染】
ジャパニーズホラーってことで、面白さよりもドッキリ感だけを期待してみたもののこれが意外とよくできていて面白かった。終盤はホラーだけれど途中まではよく練られたミステリーで痴呆症の老婆や寝たきりの老爺が薄気味わるさ演出している。
破綻寸前の病院で同時進行で起きるトラブル、医療事故、急患、そしてなぞ感染症が院内を襲う。
キャスティングもすばらしく。南果歩がいるといないとでは大違い。ただしラストの賛否は分かれるかも。
点数7.5

【予言】
感染と同時上映だったらしい。
世にも奇妙な物語にありそうなストーリー。
感染に比べて劣る。
点数3点
「なんか、いぐね?いぐね?」
文化庁推薦の映画だけあってとても健康的な映画だった。出演者の女子高生たちも個性的で清々しくヒットしたのもうなづける。山形弁も新鮮で、関西弁全盛のテレビ番組を全部山形弁にしてもらいたいほど山形弁の響きっていいなと。

「ジャズの知識も経験もない女子高生たちがひょんなことからジャズの魅力にとりつかれ、発表会をめざし練習を重ねる」という典型的な兆戦もの映画で、「ジャズ」を「社交ダンス」に「女子高生」を「サラリーマン」に置き換えれば「Shall We Dance?」のストーリになる。

この手の映画は説明セリフが鬱陶しく興醒めしがちなのだけど、でも、だからといって説明セリフを省くと観客が映画を理解できなくなってしまう。
「Shall We Dance?」や「しこふんじゃった」の周防監督は正直説明セリフが鬱陶しいので嫌いである。「はい、いま話しているのは説明セリフですよー」とあからさまだから、ものすごい興醒めしてしまうのだ。
スウィングガールズを見る前に「説明セリフが鬱陶しかったら途中で見るのやめよ」って決めていたけれど、最後まで楽しくみることができました。

お勧め度 ★★★★☆
ハリウッド版の呪怨を見た。
1時間30分の映画で最初の45分間は日本版映画「呪怨1」のストーリーをそのまんまアメリカ人俳優で塗りなおしただけだった。恐怖シーンもまったく同じだからあまり驚かず。45分以後は日本版呪怨のVシネマ版をこれまたアメリカ人俳優に演じさせただけだった。
やっぱハリウッド版だけあって呪怨を初めて見る外国人向けだから日本版全部見たひとは見る必要ないなと。
ただし最後の15分はアメリカ版呪怨のオリジナル脚本で、畳み掛けてくる恐怖シーンに声を上げて驚いた。

【お勧め度】
呪怨をまだ見たことがない人 ⇒ ★★★★☆
日本版呪怨を見た人     ⇒ ★☆☆☆☆
さっきも述べましたように日本版呪怨とストーリーがほぼ一緒ですから、日本版を見た人は映画館に行くまでもないかと。DVDでよいでしょう。

富豪刑事

2005年1月10日 映画
今週から始まるテレビドラマ富豪刑事が楽しみだ。
筒井康隆原作の78年に発表したミステリーで大富豪の息子がカネと父親の人脈をふんだんに使い事件を解決していくお話し。初のドラマ化らしいがずうっと前に郷ヒロミ主演で富豪刑事をやったとかやらなかったとかいう話を聞いたことがある。
ま、それはいいとして小説の設定とは違い今回の主演は深田恭子で富豪の孫娘役とのこと。まあ男優でやるにしても富豪刑事役をできる若手俳優がいないからこの設定もしかたない。
だいたい最近の若手俳優はどいつもこいつもあいつもそいつもスカしたヤンキー系ばかりで、陰のある不良役くらいしかできなさそうであります。そんなんだから韓国の『ペ』がチヤホヤされ大河ドラマもジャニーズに占領されてしまうのだ。

そういったわけで101回目のプロポーズ以来ひさしぶりにドラマを全篇見る予定。予定だが、果たして面白いのか。
さっき公式ページのキャストみたけれど深田恭子と筒井康隆以外に気になる役者がいないのでありまして、始まって10分でチャンネル変えちゃいそうだぞ。見た感想はまた書く。

http://www.tv-asahi.co.jp/fugoh/

ハニーとPRIDE28

2004年10月31日 映画
キューティーハニーとPRIDE28を見る。
まずPRIDE28は地上波で明日放送なので結果は書きませんが、シウバとジャクソンの試合は壮絶だった。もちろん今大会のペストバウト、明日の放送を期待すべし。期待のわりに拍子抜けの試合がひとつあったけれどフジテレビが編集をうまいことするでしょう。

さてキューティーハニーだけどね、良かったよ。
やっぱ大衆作品はなにも考えずに楽しめることが一番で、ハニーはそれをあっさりクリア。
出演俳優たちもキャラクターにぴったりハマっていて違和感なかった。
・片桐はいり=かっこよい。あの口のでかさは迫力だ。
・市川実日子=市川実日子ってこんな顔だっけ?もっとアヒルのコックさん(by絵かきうた)みたいな顔じゃなかったっけ?・・・と思ったらこの人姉妹なのだね。実日子と実和子を間違えていた。美和子がアヒルのコックさん。
・小日向しえ=初めて聞く名前だったので検索してみたらココリコの嫁なのじゃん。へー。

・佐藤江梨子=「ハニーならこの人!」って感じではなく、若くてスタイルが良くてアクションもそこそこできるタレントという枠に消去法で決まった印象を受ける(実際のところは知らんが)。上戸あやが主演をすれば世間的には盛り上がったろうけど、スタイルがね。ムッチリ系じゃないし。

この映画はワーナーブラザーズによって世界配給されるようなので、先入観がない外国人が見たらサトエリはウケるのではないかと。

THE GRUDEGE

2004年10月14日 映画
呪怨のアメリカ版サイトがおもしろい。
怖いの苦手な人はやめとき。
http://www.sonypictures.com/movies/thegrudge/
ENTER SITE をクリック

イノセンス

2004年10月11日 映画
唯一部屋にある漫画は大友克洋のAKIRAと士郎正宗の甲殻機動隊。
小説でも漫画でもアダルトビデオでも映画でも、一回みたらそれで終わり、読み返したり再度見たりはしないが大友克洋と士郎正宗は何度読んでも飽きることがない。
で、その甲殻機動隊の映画「イノセンス」をみた。
監督は前作のGHOST IN THE CELLに引き続き押井守。
「GHOST IN THE CELL」のテーマは高度な人工知能に魂は宿るのか、そもそも人間の魂とはなんぞや・・・みたいなそんな感じで、今回の「イノセンス」のテーマは前作を踏襲しつつ、人間と人形の疑似性から人間の儚さを憂う、みたいなそんな感じ。

「女の子が子育てごっこに使う人形は実際の赤ん坊の代理や練習だいではない。
女の子は決して育児の練習をしているのではなく、むしろ人形遊びと実際の育児が似たようなものなのかもしれない。つまり子育ては、人造人間を作るという古来の夢を一番手っ取り早く実現する方法だった・・・そういうことにならないかといっているのよ」
「子供は人形じゃない!」

映像技術でいえば車のボディーに映り込む景色とか、立体的に見える鳥がカメラを引いていくと壁画になるなど、地味だが技術的には高度なシーンがあって、ディズニーアニメではお目にかかれない日本人的な細部のこだわりが多々ある。

映画を見る前に甲殻機動隊のコミック1巻と前作の映画「GHOST IN THE CELL」を熟読視聴してから見るべし。いきなり見ても話についていけない。

カンヌの客は理解できたのか。

人々が電脳化された近未来。少女型の愛玩用ロボットが暴走し、人間を殺傷するという事件が頻発する。それを捜査する公安9課の刑事バトーは、自らの脳にハッキングを受けるという妨害を受けながらも、真実に近づいて行く…。1995年に公開された『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』の直接的な続編であり、押井守監督のアニメ作品としても9年ぶりとなる、全世界待望の1作だ。前作の主人公、草薙素子ももちろん“登場”する。
美麗なCGで彩られる画面の情報量も、サスペンス調の本筋を時に逸脱して語られる“禅問答”の量も、前作を遥かに凌駕。躊躇なく難解な一方で、バトーという寡黙なサイボーグに感情移入しやすい味付けがなされているのが今作のミソだ。そうして描かれる“未来”は、機械とネットに支配されながらもこの上なくウェット。それこそが、前作が提示した“人間とは、魂とは何か”という問いへの渾身の回答なのだろう。

先週の足の痛みは足底腱膜炎だった。右足の巻き爪が痛くて変な歩き方をしていたために、左足が足底腱膜炎になったようです。
足の裏の筋だか腱が炎症起しているらしい。

さて、ラーメンズが爆笑オンエアバトルで演じた演目を集めたDVDをみた。最近のオンエアバトルはいつ放送しているのかわからないほど疎くなっているが、この頃のオンエアバトルは結構みてた。ラーメンズ、田上よしえ、北陽もでてたな。

最近はテレビからすっかり遠ざかっているラーメンズだが、ケンタッキーのCMに小林賢太郎が出ていて驚いた。彼は絵になるから今後映画などに引っ張りだこではなかろうかと予想しておく。

しかしこのDVD笑ったね。読書対決はもちろん、今回初めてみた「なわとび」と「日替わりラーメンズ」がおもしろかった。ゴルフボールを入れなかったヤツに、その理由を原稿用紙に書かせたいほど良かった
ソドムの市みた。
公開当時この映画を見た客が上映中嘔吐したという。
「ほんとかよ、いくら内容がすごくても嘔吐はないだろう」
と、思っていた。

これ吐くわ(笑)
もうね、ウンコがリアル。本物のようによくできたウンコを、
少女が泣きながら食べます。
まぁ、ここまではギリギリ耐えられる。
つぎのシーン。ちょっと思い出すの辛いわ(笑)
でっかい皿に山盛りのウンコが登場。
ここで画面から顔を背けました。なんか胃の中で酸っぱい味がした。
作りものだとおもうけど、非常によくできています。
で、みんなで食べます(笑)
うえっ

けれどもラストサムライより面白かった。

第2次大戦末期、 ナチ占領下の北イタリア。とある郊外の屋敷に、 周辺の村々から連行されてきた少年・少女たちが集められていた。彼らの前に現れたのは地元の4人の権力者の男たち。そして少年たちの教育係を務める美しい夫人たちの淫猥な語りと共に、 残虐の限りを尽くした狂気の宴が始まるのだった…。
数々の問題作を世に送り出し常に論争を巻き起こしてきたイタリアの鬼才・パゾリーニ監督が放つ衝撃作。マルキ・ド・サドの「ソドムの市」を元にしており、 ファシスト達が男色、 拷問、 レイプ、 スカトロといったあらん限りの変態行為を行う様子を延々と描き続ける。パゾリーニの反体制思考を強烈に表した作品で、 本作完成直後に変死を遂げた彼の遺作としても有名。

着信アリ(DVD)

2004年8月20日 映画
着信アリをみた。

呪怨とリングのいいとこ取り的な作品。
呪怨で見たことあるようなシーンがあって、
「それ呪怨で見たよ」と3回ほど突っ込んだ。
まぁ恐怖の演出なんていくつもあるわけじゃないから、かぶってしまうのは仕方ない。しかしツッコミを入れられないように、ごまかして欲しいものです。

ヒロインは柴崎コウだけど、オバケ役を彼女にやらせるのも面白いかもね。

声を上げて驚いた回数
おぉ=1回
ぅぁ=1回
総計2回
途中携帯電話が鳴って、ビクっとなる(電源は切っておいたほうがいい)。

採点
怖さ=6.5点
ストーリー=5.5点
お勧めポイントは6.5点です。(10点満点)
市川崑監督&石坂浩二の金田一耕助は全部観たつもりでいたのですが、病院坂はまだ観ていなかった。
金田一シリーズは複雑な人間関係が事件の鍵を握るのだが、病院坂はシリーズ1複雑な作品だろう。
え、誰と誰が親子だっけ?
家系をメモしながら観なければならん。

しかしこの作品は主人公の金田一以上に草刈正雄が目立つ作品。
草刈正雄が男前過ぎ。キャラクターも嵌っている。
桜田順子もかわいかった。統一教会のイメージしかなかったけれど、そんなイメージが吹き飛ぶくらいの存在感。
かつて夫に妻・伽椰子が惨殺されたり、そこに住んだ人々に次々と不幸が起きた家。その噂をききつけたテレビクルーが、この“幽霊屋敷”にホラーの女王と呼ばれる女優・京子を連れて取材へ。そんなクルーたちにさまざまな呪いがふりかかっていく…

これでビデオオリジナル版と映画版のすべてを見たことになる。
呪怨のビデオ版はとにかく恐怖を突き詰めた作品でストーリーは二の次だった。
劇場版呪怨1は監督が色気を出したのか若干ストーリー性に重心を置いた作品で、そのため恐怖の点で不満だった。
しかし呪怨2は原点にもどり恐怖を前面に出した感がある(それでも最恐はビデオ版だが)。
呪怨はストーリー性など放っておいてただただ恐ろしさだけを追求して欲しい。
それと極力CGは使って欲しくない。
CGを使わないと恐怖が演出できないのなら、そのシーンは必要ない。
しかし夜中にこれ見るのはきつかった
声を上げて驚いた回数
うぁっ=2回
いるじゃんっ=2回
ちょっと=1回
うそ=1回
おい=1回
怖くて見るのを中断した回数
=3回
その他
見ているとき風でドアが閉まって心臓が一瞬止まる。
ちなみにリングで声を上げて驚いたのは一回だけだった。
恐怖奇形人間は題名からしてカルト映画。
主人公の最初のセリフは「ぼくはキチガイじゃない」
この映画レンタルビデオ屋には置いてありません。
←の写真はイメージでありこの映画とは関係なし。
カルト映画好きだけが集まってひっそり愉しむ映画のようで、一般人は見るこたぁないだろうからストーリを載せてしまいます。
以下goo映画より転載

監督・石井輝男
医学生の人見広介は、精神病院に監禁され、聞き覚えのある子守歌にひかれて、脱走。歌の主は、初代という少女だった。そのメロディにつながる風景が、二人のイメージに合致した。その翌日、初代は何者かに殺害された。広介は、謎を解くべく北陸に向かった。車中で見た新聞に、広介と瓜二つの菰田源三郎なる男が病没したとの記事を見て、その町に降りた。源三郎の父・丈五郎は、生まれながらのせむしで、人目を嫌い、執事の蛭川に後を託すと、妻のときを連れて無人島に渡り、島を人工改造しているという。広介は、源三郎になりすまし、墓地で生き返えり、菰田家に入りこんだ。源三郎の妻・千代子をはじめ、遠縁の娘・静子、執事の蛭川らは、本物の源三郎と信じた。間もなく千代子が殺された。何か秘密があると察した広介は静子、蛭川、下男の小五郎を連れ、島へ渡った。一行は、丈五郎に案内されて、洞窟に入ると、初代そっくりの少女・秀子がいた。秀子は、猛という醜悪な男と、人工的なシャム双生児にされていた。丈五郎は広介に、皆もやがて、片輪者にするつもりで、そのために、源三郎の弟・広介を医大に通わせてあると語った。広介は、自分が、丈五郎の息子で、源三郎と兄弟だったと知った。丈五郎は、広介の正体を見抜き、拳銃を手に、協力を求めた。広介は、仕方なく秀子と猛を手術し、正常にした。広介は、いつか秀子と恋におち、結ばれた。それを見た丈五郎は秀子の出生の秘密を語った。丈五郎は、自分以上に醜いせむし男に、広介、源三郎の母・ときを犯させ、初代と秀子を生ませたのだった。近親相姦の罪に気づき、蒼白となった広介に、丈五郎は、なおも協力を迫り、応じないと見るや、一挙に全員を岩場に閉じ込めようとした。その時、下男に化けていた私立探偵・明智小五郎が、一同の前に現われ、執事・蛭川の悪事を暴いた。激怒した丈五郎は、蛭川とその情婦静子を落し穴に転落させると、自からは、舌を噛み切った。そのすきに、広介と秀子は、“兄妹と判っても離れられない"とメモを残すと、花火の筒から、火花と共に、空中に四散してしまった。

映画を見る前にこの作品のレビューを読んだら、「ラストシーンでお客さんは身体をよじって笑った」とか「全員立ち上がって笑いながら拍手をした」という感想があって不思議でしかたなかった。
が、たしかにラストシーンは今まで感じたことのない不思議なラストシーンだった。
そもそも最後の10分間は、いきなり明智小五郎が笑いながら登場して推理が始まり、
あれよあれよという間に話が進んでしまう。
近親相姦に悲観した広介と秀子が花火とともに空中で爆発、
千切れた身体がくるくる回り「おかあさ〜ん」「おかあさ〜ん」の叫び声がこだまする(笑)
オレはポカーン。
なんなんだこの映画は。
このラストシーンに不満かといえばそうではない。
花火と「おかぁさ〜ん、おかぁさ〜ん」の声に納得させられてしまう。
納得というか説得にちかい。
なにかわからないけれど、わかったような気持ちにさせられてしまうのだ。
もしかしたら映画史に残る最高のラストシーンかもしれない・・・という気がしないでもないという心持ち。

1 2