お食事マナー 

2004年12月20日 どく系
「さ、ふたりともご飯食べるからテレビ消していらっしゃい」
「はーい」
「おとうさんもごはんですよ」

「お、きょうはご馳走だな」
「ええ、きょうはお給料日ですからね」
「いただきまーす!」
「はい、いただきます」
「ちょっと二人とも手を洗った?」
「ぼく、洗ったよ」
「ぼくもー」

「ねぇねぇ、お兄ちゃん」
「んー?」
「お兄ちゃんはさ、トイレでウンチしたあと右手でお尻拭く?左手?」
「んーと、どっちだっけかな。右手かな」
「そうなんだ、ぼく左手だよ」
「ちょっとふたりとも、お食事中にトイレの話なんかしないでちょうだい」
「そうだぞ、食事にはマナーってものがあるんだ」
「はーい」
「は〜い」

「母さん醤油を取ってくれるかな」
「あら、お味うすかったですか?」
「ん、ちょっとな」
「ねぇねぇ、お兄ちゃん」
「んー?」
「お兄ちゃんはさ、洋式トイレと和式トイレどっちがすき?」
「んーと、洋式かな、和式は足が疲れるよね」
「だよね、うちもウォシュレットにして欲しいよね」
「ちょっとふたりとも、お食事中にトイレの話はだめっていったでしょっ、もう…」
「そうだそ、食事中にトイレの話しなんかするんもんじゃない」
「はーい」
「は〜い」

「母さん、おかわりいいかな」
「はいはい、ちょっとまっててね、いま作ってくるから」
「お母さんぼくもおかわりー」
「ぼくも〜」
「はいはい、ちょっとまっててね」

「はい、できましたよ」
「わーい」
「わ〜い」
「やっぱり母さんの味は格別だな」
「うん、お母さんのが一番おいしいよ」
「このあいだも会社のOLのを食べさせてもらったんだけど、最近の若い子たちはダメだな」
「家庭科の先生のもぜんぜんおいしくなかったよ!お母さんのほうが100倍おいしいね!」
「あら、ありがとう。きょうはたくさんあるから、みんなお腹いっぱい食べてね」
「はーい」

「ねぇねぇお兄ちゃん」
「んー?」
「きょうね、学校でかくれんぼうしたんだけどさ」
「うん」
「でね、ようこちゃんがトイレにかくれたんだよ。そしたらようこちゃんさ、トイレに足をつっこんじゃったんだよ」
「あははは」
「あはは」
「もぅ、またトイレの話をして。お食事中はダメって何度もいったでしょ。」
「本当におまえたちは!食事中じゃないか!」
「だって〜」
「だってー」
「だってじゃない!何度いったらわかるんだ!ウンコを食べているときにトイレの話をするんじゃない!」
村上春樹の小説にはやたらとフェラチオシーンが出てくるがクンニリングスをするシーンは一切ない。クンニリングスについて語る。

フェラチオもクンニリングスもラテン語である。おもしろいのはフェラチオが「吸う」という意味の動詞であるのに対し、クンニリングスは「女性器を舐める」というそのものズバリな動詞なところ。まぁフェラチオもいまでは「ペニスを舐める」というそのものズバリな動詞になっているけれど。

いつか見たハリウッド映画かどこかの国のドラマで、クンニリングスをしているときに舌が疲れたら、鼻を使ってクリトリス及び小陰唇の辺りを愛撫すればよい。女性は舌で愛撫されているのか鼻先で愛撫されているのか気がつかないから大丈夫。みたいなセリフがあった。実際気がつかないのだろうか。
実験をしてみることに。
「すみません、ちょっとよろしいですか」
和久井映見に似た女に声をかけた。
「え、はい、なんでしょう」
「あのクンニリングスをさせていただけないでしょうか」
「え!」
「いえいえ、やましい気持ちでクンニリングスをしたいわけではありません。
まんこを舌と鼻先で愛撫するとき、女性はどちらで愛撫されているかわかるのかというアカデミックなクンニリングスですから。」
「はぁ、そういうことならどうぞ」
女はスカートをたくし上げ、白いパンティをずらしてまんこを晒した。
「さあ、どうぞ」
「それでは失礼します」
「あっ…」
「今クリトリスを愛撫しているのは、舌でしょうか、鼻でしょうか、わかりますか?」
「え、ええと、し、舌でしょうか」
「残念、鼻でした。ではもう一度」
「あぁっ・・・」
「今度はどうですか?」
「あぁ、は、鼻でしょうか?」
「いいえ、舌です」
「難しいものですね…」
「わかりませんか」
「はい、舌も鼻もまったく同じような感覚です」
「なるほど」

こうしてこの世界にまた一つ新たなトリビアが生まれた
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http://takaf.fc2web.com/fc2/tori.htm

う○こ

2004年8月24日 どく系
うんこがしたくなったので、公園のトイレへ向かった。
小さな公園でトイレも男女共同のひとつしかない。
ドアを開けると女がうんこをしていた。
「あ!すみません!」
制服を着たOLで、尻を丸出しにして
穴からうんこが「こんにちは」状態。
女はオレの顔を見ると、
「ドアを開ける前にノックをしてください」とうんこを出しながらいった。
もっともな話だ。しかし、うんこをするときはあなたもカギをかけなさい。
「じゃ、ノックしてください」
え?いやもうノックは必要ないじゃん。居るってわかってるんだから。
女はもう一本うんこをひねり出すと、トイレットペーパで尻を拭いた。
拭いたあとのトイレットペーパをチェックして、それから水を流した。パンティとストッキングを履くと、ヒールをカタカタ鳴らしてトイレから出てきた。
「じゃ、ノックしましょうか」
女はパットとボールをオレに渡した。
そしてグローブを右手につけると、公園の中央あたりまで駆けていってこちらを振り向き
「バッチコーイ!」と腰を落として叫んだ。
おれはうんこしたいのを我慢しながら、千本ノックをしたのです(涙