WBAとジャッジをアレしてチャンピオンになった亀田興毅

亀田興毅の試合を見まして1ランドにダウン、その後もポイントになるようなパンチもなく、相手のジャブをコツコツ当てられフックにグラつき終盤ダウンしかけるもクリンチで逃れて、ああこれは完敗だなって思っていたら・・・・はぁぁぁぁぁあぁぁあああああぁああああああああああああ！？って声に出して言いましたわ。
どういうふうに目を半開きにしてみると亀田が勝ったように見えるんだろうか。札束握りながら見ると事実と逆のものが見えるのだろうか。

亀田が生意気だとか礼儀知らずと非難する人もいるけれど、あの子はああいうキャラクターを作り上げただけで取り巻きのマスコミもそれに乗っかって遊んでいるだけだから、あのキャラをストレートに受け取って怒る必要もないし、不愉快ならスルーしておけばいい。デーモン小暮は悪魔だよねーっていうのと同じ視点で、亀田ってワルだよねーって見ておけばいい。
好青年キャラだったらここまで取り上げられることもなく、噛ませ犬との試合で盛り上がることもない。
そういった自己演出の積み重ねの結果、実力不足なのにタイトルマッチを組める状況まで持っていけたわけです。大仁田厚が長州力と有刺鉄線爆破マッチをするに至った経緯と似たようなもんです。
タイトルマッチというのは強ければできるというものではなく、所属ジムの力関係、テレビ局との関係、スポンサー、選手の人気といったものが総合的に絡み合ってできるもので、それをクリアして今日の試合に持っていった政治力、演出力は（大仁田厚と同程度に）すごいと思うわけです。

で、それで満足しておけばよかったんだよ（大仁田だって長州になにもさせてもらえないまま負けたが満足していた）。

ハッキリいって今回の判定はジャッジとWBAを買収したとしか思えない。
WBAは買収できないと信じていたけど、どうも違うようだ。
金さえあればチャンピオンになれます。

ただね、どれだけの人が亀田をチャンピオンと認めるでしょう。
オレは絶対認めない。