とっても痛かったのです。
昨夜アメリカンホットドッグをレンジでチンしながらテレビをなにげなくつけると、雨上がり決死隊がドッジボールに挑戦する番組をやっていた。で、ゲストが次々と登場する。ひとり目は初めて見るタレントで名前も経歴もわからないひと。続いてKABAちゃんとマイケル(マッチョで踊る人)が二人いっしょに登場してこれで終わりかと思いきや、でましたあのお方。
「つづいて、IZAMUさんでーす!」
えええええええええ
ホットドッグも落とすわあんた。
あの元(現?)ミュージシャンのIZAMUですよ。
めるてぃーらぶ♪のIZAMUさんですよ。
吉川ひなのと
「結婚というカワイイ制度があるのでこれは使わない手はないなと・・・」
と結婚会見で意識的な迷言を吐いて、その数ヵ月後に離婚というかわいい制度なのか便利な制度を使って離婚したIZAMUですよ。
ブックオフに大量のCDが山積みされているシャズナのボーカリストだったIZAMUがジャージ着て登場ですよ。
もう痛々しかった。
かつてならジャージを着てお笑いタレントとドッジボールなんてしなかったでしょう。歌番組でも主賓的な扱いを受けていたじゃないですか。
それが今じゃKABAちゃんやマイケルといった脇役カテゴリーに入っている。雨上がりの脇を固めるポジションに入っている。ってかドッジボールは雨上がりの二人だけじゃできないから人数合わせの為に呼ばれたような。
それでも番組スタッフの温情か、かつての栄光に対する敬意なのか、Kabaちゃんとマイケルは二人まとめて紹介されたのに対し、IZAMUは一番最後に若干スペシャルゲストみたいな紹介のされ方だった。
でもそれがかえって痛々しさを増す。あまりに痛々しかったのでテレビ消しました。
けれどもなぜにIZAMUを見て痛々しいと感じたのだろう。単に過去の人を久しぶりに見たからか。
否。
そうではなくて、彼が作り上げた『IZAMU』というブランドを自ら過去のものにしたからではなかろうか。
たとえば田原俊彦。
最近めっきりテレビで見ないけれど、しかしトシちゃんは今も「田原俊彦」というブランドを守り続けている。
トシちゃんはどんなに崖っぷちに立たされても「田原俊彦ブランド」を守るために脇役には回らないだろう。どんなに安っぽい番組に出演したとしてもメイン扱いを要求するはずだ。
たまに田原俊彦をテレビでみると寂しい気持ちになる。「昔はもっと活躍してたのに・・・」と、しかしそれは寂しさ侘しさであって痛々しさではない。
郷ヒロミがアッチッチで復活できたのも自分のブランドをずっと死守し続けたからだ。
昨日のIZAMUは名前こそ「IZAMU」だったが、そこにいたのはIZAMUブランドを捨てた「元IZAMU」だったのである。
ところで自分のブランドを捨てて失敗した代表的な例は、松田聖子の不倫相手だったジェフ君(名前忘れたので検索したわ)である。
彼は「松田聖子の不倫相手」としてワイドショーやら週刊誌を賑わせ、「真実の愛」という暴露本でひと稼ぎした。あのまま「松田聖子の不倫相手」というブランドを背負い続けていればもっと稼げただろう。もちろん彼も背負い続けて稼ごうと考えた。そして彼がとった行動は日本に来てタレントになることだった(笑)
日本に来たことがすべての失敗。
遠くの存在であった「松田聖子の不倫相手」が日本に来て「タレント」になった瞬間、たくさんいる外タレのひとりになってしまった。デーブスペクターやウィッキーさんやサンコンの一員である。しかもこの三人は確固たる地位を持っているのに対し、ジェフは単なる旦那がいる女とセックスしたアメリカ野郎でしかない。
トークがうまいわけでもなく(というか日本語話せなかったっけ)、専門的な知識があるわけでもなく、演技もできず、しかも写真ではシュっとした男前に見えたジェフ君だが実際はパッとしない顔立ちで背も低く足も短く、日本人が求める外人タレント像からかけ離れていた。そんなわけであっという間にテレビから姿を消したジェフ君。最後に彼を見たのは芸能人運動会みたいな番組で短パンにTシャツで全力疾走している姿だ。それを見たとき今回のIZAMUのように痛々しかったのである。
全力疾走しながら「たぶんジェフ君を見るのはコレが最後だろうな」と感じたし、ジェフ君も走りながら「アメリカに帰ろ」って決断したと思う。
IZAMUに戻ろう。
今回どういう経緯でこの番組に出たのだろうかとふと考える。
「KABAちゃんとマイケルとあともう一人欲しいなぁ・・・」
「じゃ、オカマ系つながりでIZAMUはどうですか?」
「お、いいねぇ、でも出てくれないだろ(笑)」
「とりあえずオファーしてみますね」
「無理だって(笑)」
・・・・・・[電話でオファー]・・・・・
「OKだそうです。」
「えええええ」
とにかくIZAMUは失敗した。この番組に出るにしても準レギュラー扱いにしてもらうべきだった。
彼はメインにかぎりなく近い位置にいなければいけない。ポジションが脇役でも扱いはメインでなければならない。
あの番組を見た人はそんなにいないと思われるからまだ間に合うぞ、IZAMU!
IZAMUブランドを取り戻すんだ!
このブログはIZAMUさんを応援します。
(ジェフ君はいまなにしてるんだろ。
そしてI was gayのガブリエルを思い出した。By有森の夫。)
昨夜アメリカンホットドッグをレンジでチンしながらテレビをなにげなくつけると、雨上がり決死隊がドッジボールに挑戦する番組をやっていた。で、ゲストが次々と登場する。ひとり目は初めて見るタレントで名前も経歴もわからないひと。続いてKABAちゃんとマイケル(マッチョで踊る人)が二人いっしょに登場してこれで終わりかと思いきや、でましたあのお方。
「つづいて、IZAMUさんでーす!」
えええええええええ
ホットドッグも落とすわあんた。
あの元(現?)ミュージシャンのIZAMUですよ。
めるてぃーらぶ♪のIZAMUさんですよ。
吉川ひなのと
「結婚というカワイイ制度があるのでこれは使わない手はないなと・・・」
と結婚会見で意識的な迷言を吐いて、その数ヵ月後に離婚というかわいい制度なのか便利な制度を使って離婚したIZAMUですよ。
ブックオフに大量のCDが山積みされているシャズナのボーカリストだったIZAMUがジャージ着て登場ですよ。
もう痛々しかった。
かつてならジャージを着てお笑いタレントとドッジボールなんてしなかったでしょう。歌番組でも主賓的な扱いを受けていたじゃないですか。
それが今じゃKABAちゃんやマイケルといった脇役カテゴリーに入っている。雨上がりの脇を固めるポジションに入っている。ってかドッジボールは雨上がりの二人だけじゃできないから人数合わせの為に呼ばれたような。
それでも番組スタッフの温情か、かつての栄光に対する敬意なのか、Kabaちゃんとマイケルは二人まとめて紹介されたのに対し、IZAMUは一番最後に若干スペシャルゲストみたいな紹介のされ方だった。
でもそれがかえって痛々しさを増す。あまりに痛々しかったのでテレビ消しました。
けれどもなぜにIZAMUを見て痛々しいと感じたのだろう。単に過去の人を久しぶりに見たからか。
否。
そうではなくて、彼が作り上げた『IZAMU』というブランドを自ら過去のものにしたからではなかろうか。
たとえば田原俊彦。
最近めっきりテレビで見ないけれど、しかしトシちゃんは今も「田原俊彦」というブランドを守り続けている。
トシちゃんはどんなに崖っぷちに立たされても「田原俊彦ブランド」を守るために脇役には回らないだろう。どんなに安っぽい番組に出演したとしてもメイン扱いを要求するはずだ。
たまに田原俊彦をテレビでみると寂しい気持ちになる。「昔はもっと活躍してたのに・・・」と、しかしそれは寂しさ侘しさであって痛々しさではない。
郷ヒロミがアッチッチで復活できたのも自分のブランドをずっと死守し続けたからだ。
昨日のIZAMUは名前こそ「IZAMU」だったが、そこにいたのはIZAMUブランドを捨てた「元IZAMU」だったのである。
ところで自分のブランドを捨てて失敗した代表的な例は、松田聖子の不倫相手だったジェフ君(名前忘れたので検索したわ)である。
彼は「松田聖子の不倫相手」としてワイドショーやら週刊誌を賑わせ、「真実の愛」という暴露本でひと稼ぎした。あのまま「松田聖子の不倫相手」というブランドを背負い続けていればもっと稼げただろう。もちろん彼も背負い続けて稼ごうと考えた。そして彼がとった行動は日本に来てタレントになることだった(笑)
日本に来たことがすべての失敗。
遠くの存在であった「松田聖子の不倫相手」が日本に来て「タレント」になった瞬間、たくさんいる外タレのひとりになってしまった。デーブスペクターやウィッキーさんやサンコンの一員である。しかもこの三人は確固たる地位を持っているのに対し、ジェフは単なる旦那がいる女とセックスしたアメリカ野郎でしかない。
トークがうまいわけでもなく(というか日本語話せなかったっけ)、専門的な知識があるわけでもなく、演技もできず、しかも写真ではシュっとした男前に見えたジェフ君だが実際はパッとしない顔立ちで背も低く足も短く、日本人が求める外人タレント像からかけ離れていた。そんなわけであっという間にテレビから姿を消したジェフ君。最後に彼を見たのは芸能人運動会みたいな番組で短パンにTシャツで全力疾走している姿だ。それを見たとき今回のIZAMUのように痛々しかったのである。
全力疾走しながら「たぶんジェフ君を見るのはコレが最後だろうな」と感じたし、ジェフ君も走りながら「アメリカに帰ろ」って決断したと思う。
IZAMUに戻ろう。
今回どういう経緯でこの番組に出たのだろうかとふと考える。
「KABAちゃんとマイケルとあともう一人欲しいなぁ・・・」
「じゃ、オカマ系つながりでIZAMUはどうですか?」
「お、いいねぇ、でも出てくれないだろ(笑)」
「とりあえずオファーしてみますね」
「無理だって(笑)」
・・・・・・[電話でオファー]・・・・・
「OKだそうです。」
「えええええ」
とにかくIZAMUは失敗した。この番組に出るにしても準レギュラー扱いにしてもらうべきだった。
彼はメインにかぎりなく近い位置にいなければいけない。ポジションが脇役でも扱いはメインでなければならない。
あの番組を見た人はそんなにいないと思われるからまだ間に合うぞ、IZAMU!
IZAMUブランドを取り戻すんだ!
このブログはIZAMUさんを応援します。
(ジェフ君はいまなにしてるんだろ。
そしてI was gayのガブリエルを思い出した。By有森の夫。)
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