カニさん

2005年1月19日 グルメ
いま私の腹のなかには1杯1万円の越前ガニが入っております。カニを食いに敦賀へ日帰りで行ってきた。

カニ食って思ったこと。
カニ味噌はドラッグです。
ひとくち食べたらとまらない。カニ味噌に心を奪われ夢中で食べ尽くすそのさまはドラッグにとり憑かれた者のよう。

 そしてまたカニ味噌は唯一無二の味をしているために記憶のなかで味を再現することができない。たとえばカレー。「カレーを頭の中で思い描いてください」といわれたとき、それと同時にカレーの味も脳内で再現できる。でもカニ味噌は無理。今日もカニ味噌を食いながら「この味を忘れずに頭にインプットしよう」「カニ味噌の味を夜な夜な思い出してはほくそ笑もう」などと考えつつ食った。しかしながら、いまカニ味噌の味を思い出そうとしてもまったく脳内で再現することができないわけでありまして。
 カニ味噌よ
 そのうまきこと
 浮世の些事を忘れさす

まぁ、カニを食い慣れていないってだけだけどね。

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