江戸川乱歩全集・恐怖奇形人間
2004年7月20日 映画
恐怖奇形人間は題名からしてカルト映画。
主人公の最初のセリフは「ぼくはキチガイじゃない」
この映画レンタルビデオ屋には置いてありません。
←の写真はイメージでありこの映画とは関係なし。
カルト映画好きだけが集まってひっそり愉しむ映画のようで、一般人は見るこたぁないだろうからストーリを載せてしまいます。
以下goo映画より転載
映画を見る前にこの作品のレビューを読んだら、「ラストシーンでお客さんは身体をよじって笑った」とか「全員立ち上がって笑いながら拍手をした」という感想があって不思議でしかたなかった。
が、たしかにラストシーンは今まで感じたことのない不思議なラストシーンだった。
そもそも最後の10分間は、いきなり明智小五郎が笑いながら登場して推理が始まり、
あれよあれよという間に話が進んでしまう。
近親相姦に悲観した広介と秀子が花火とともに空中で爆発、
千切れた身体がくるくる回り「おかあさ〜ん」「おかあさ〜ん」の叫び声がこだまする(笑)
オレはポカーン。
なんなんだこの映画は。
このラストシーンに不満かといえばそうではない。
花火と「おかぁさ〜ん、おかぁさ〜ん」の声に納得させられてしまう。
納得というか説得にちかい。
なにかわからないけれど、わかったような気持ちにさせられてしまうのだ。
もしかしたら映画史に残る最高のラストシーンかもしれない・・・という気がしないでもないという心持ち。
主人公の最初のセリフは「ぼくはキチガイじゃない」
この映画レンタルビデオ屋には置いてありません。
←の写真はイメージでありこの映画とは関係なし。
カルト映画好きだけが集まってひっそり愉しむ映画のようで、一般人は見るこたぁないだろうからストーリを載せてしまいます。
以下goo映画より転載
監督・石井輝男
医学生の人見広介は、精神病院に監禁され、聞き覚えのある子守歌にひかれて、脱走。歌の主は、初代という少女だった。そのメロディにつながる風景が、二人のイメージに合致した。その翌日、初代は何者かに殺害された。広介は、謎を解くべく北陸に向かった。車中で見た新聞に、広介と瓜二つの菰田源三郎なる男が病没したとの記事を見て、その町に降りた。源三郎の父・丈五郎は、生まれながらのせむしで、人目を嫌い、執事の蛭川に後を託すと、妻のときを連れて無人島に渡り、島を人工改造しているという。広介は、源三郎になりすまし、墓地で生き返えり、菰田家に入りこんだ。源三郎の妻・千代子をはじめ、遠縁の娘・静子、執事の蛭川らは、本物の源三郎と信じた。間もなく千代子が殺された。何か秘密があると察した広介は静子、蛭川、下男の小五郎を連れ、島へ渡った。一行は、丈五郎に案内されて、洞窟に入ると、初代そっくりの少女・秀子がいた。秀子は、猛という醜悪な男と、人工的なシャム双生児にされていた。丈五郎は広介に、皆もやがて、片輪者にするつもりで、そのために、源三郎の弟・広介を医大に通わせてあると語った。広介は、自分が、丈五郎の息子で、源三郎と兄弟だったと知った。丈五郎は、広介の正体を見抜き、拳銃を手に、協力を求めた。広介は、仕方なく秀子と猛を手術し、正常にした。広介は、いつか秀子と恋におち、結ばれた。それを見た丈五郎は秀子の出生の秘密を語った。丈五郎は、自分以上に醜いせむし男に、広介、源三郎の母・ときを犯させ、初代と秀子を生ませたのだった。近親相姦の罪に気づき、蒼白となった広介に、丈五郎は、なおも協力を迫り、応じないと見るや、一挙に全員を岩場に閉じ込めようとした。その時、下男に化けていた私立探偵・明智小五郎が、一同の前に現われ、執事・蛭川の悪事を暴いた。激怒した丈五郎は、蛭川とその情婦静子を落し穴に転落させると、自からは、舌を噛み切った。そのすきに、広介と秀子は、“兄妹と判っても離れられない"とメモを残すと、花火の筒から、火花と共に、空中に四散してしまった。
映画を見る前にこの作品のレビューを読んだら、「ラストシーンでお客さんは身体をよじって笑った」とか「全員立ち上がって笑いながら拍手をした」という感想があって不思議でしかたなかった。
が、たしかにラストシーンは今まで感じたことのない不思議なラストシーンだった。
そもそも最後の10分間は、いきなり明智小五郎が笑いながら登場して推理が始まり、
あれよあれよという間に話が進んでしまう。
近親相姦に悲観した広介と秀子が花火とともに空中で爆発、
千切れた身体がくるくる回り「おかあさ〜ん」「おかあさ〜ん」の叫び声がこだまする(笑)
オレはポカーン。
なんなんだこの映画は。
このラストシーンに不満かといえばそうではない。
花火と「おかぁさ〜ん、おかぁさ〜ん」の声に納得させられてしまう。
納得というか説得にちかい。
なにかわからないけれど、わかったような気持ちにさせられてしまうのだ。
もしかしたら映画史に残る最高のラストシーンかもしれない・・・という気がしないでもないという心持ち。
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