拉致はなぜ防げなかったのか
2004年6月4日 読書
新書 川邊 克朗 筑摩書房 2004/04/07 ¥714
拉致事件に対して80年代90年代に公安と政府はどう動いたのかという内容。
印象に残った部分を書いてみました↓。
≪いま、韓国で暮らす脱北者に取材を申し入れると、最初に返ってくるのは、まず間違いなく謝礼がいくらなのかとの反問だ。日本の新聞、テレビ、雑誌が押し寄せ、札ビラを切って取材することの弊害、といってもいい。韓国記者はこう指摘する。
『カネをもらっているうちに、だんだん話もオーバーになっていく。特に日本のメディアは気前がいいから』
横田めぐみさんを目撃したと最初に告白した脱北工作員の謝礼は、拉致事件発覚後値上がりし、いまや常識外れの謝礼額に達しているという。≫
たとえばヤミ金の関係者や、暴走族のメンバーに取材するとき、いったいどのくらい謝礼を払っているのか気になっていた。
ただテレビによく出てくる脱北者のおっさんがこんなに金をもらっているとは知らなかった。
2,3週間前にTBSの報道番組でこの人は拉致被害者を見たとか見なかったとか思わせぶりなこといってたな。
「見なかった」「もう私が知っていることは全部話した」なんて言った日にはそれ以後取材来ないもんな。
共産国家出身なのに商売上手ね。
これからは暴走族やヤミ金や脱北者からインタビューするときは
謝礼をいくら支払ったのか画面の隅っこに表示してもらいたい。
そうすれば、
「あ、コイツ30万もらってしゃべってやがる。リップサービスしてるかもな」とか
「コイツは1万かぁ、ちょっと信用できるかも」
って判断するから。
拉致事件に対して80年代90年代に公安と政府はどう動いたのかという内容。
印象に残った部分を書いてみました↓。
≪いま、韓国で暮らす脱北者に取材を申し入れると、最初に返ってくるのは、まず間違いなく謝礼がいくらなのかとの反問だ。日本の新聞、テレビ、雑誌が押し寄せ、札ビラを切って取材することの弊害、といってもいい。韓国記者はこう指摘する。
『カネをもらっているうちに、だんだん話もオーバーになっていく。特に日本のメディアは気前がいいから』
横田めぐみさんを目撃したと最初に告白した脱北工作員の謝礼は、拉致事件発覚後値上がりし、いまや常識外れの謝礼額に達しているという。≫
たとえばヤミ金の関係者や、暴走族のメンバーに取材するとき、いったいどのくらい謝礼を払っているのか気になっていた。
ただテレビによく出てくる脱北者のおっさんがこんなに金をもらっているとは知らなかった。
2,3週間前にTBSの報道番組でこの人は拉致被害者を見たとか見なかったとか思わせぶりなこといってたな。
「見なかった」「もう私が知っていることは全部話した」なんて言った日にはそれ以後取材来ないもんな。
共産国家出身なのに商売上手ね。
これからは暴走族やヤミ金や脱北者からインタビューするときは
謝礼をいくら支払ったのか画面の隅っこに表示してもらいたい。
そうすれば、
「あ、コイツ30万もらってしゃべってやがる。リップサービスしてるかもな」とか
「コイツは1万かぁ、ちょっと信用できるかも」
って判断するから。
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